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相続アドバイザー 基礎➁ ~相続放棄と単純承認・限定承認~ [相続]

相続財産を受け入れる方法として、単純承認と限定承認の2つの方法。
また、その財産を否認する方法として相続放棄があります。



単純承認とは、その文字通り、相続財産(債務)を単純に受け入れるもの。



限定承認とは、相続人が相続財産の限度においてのみ被相続人の債務および遺贈を弁済するもの。相続発生にあたり、財産と債務のどちらが多いか不明な場合に利用されます。






相続放棄とは、相続人が相続人になることを否定する方法。
相続というと相続財産をイメージしがちですが、被相続人の債務もその対象となる為、
その債務が手に負えない場合「私は相続人になりません」と申し出ることが出来るのです。



ところで、相続アドバイザー 基礎①http://innteriiinnteriri.blog.so-net.ne.jp/2014-08-24で、「相続税の申告期限は相続人が相続開始を知った日の翌日から10ヵ月以内である」とありましたね。



あれは相続の申告期限でしたが、限定承認と相続放棄に関しては、相続開始を知った時から(  a  )ヵ月以内に家庭裁判所へ申請する必要があるのでご注意ください。



すなわち、限定承認も相続放棄もされないまま放置されると、その相続は単純に相続されるものと見なされるのです。






もう一つだけポイント



相続放棄は相続人が各自単独で行うことができますが
限定承認については、相続人が複数いる場合、共同相続人の全員が共同してのみしかこれを行うことが出来ません。



相続が発生したら、その亡くなられた方への思いで辛いかとは思いますが
被相続人の債務状況によっては迅速な対応が必要とされているのです。


a.3

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オプション取引って何? ~導入~ [証券外務員]

オプション取引について ~導入~




株や投資信託をされている方でも、オプション取引は手を出していない方が多いのではないのでしょうか。
いまいち仕組みが分からない…。
私もそうでした。しかし、用語の意味を理解すれば、実はそれほど難しいものではないのです。




一度にあれもこれも覚えようとするとかえって分からなくなるので、ここではゆっくりと、しかし確実に用語の理解をしたいと思います。




オプション取引は、ある商品を、将来のある期日までに、あらかじめ定めた価格で( 1 )、( 2 )を売買する取引のことであり、この権利の価格を( 3 )という。







答え
1,2.買う権利(コール・オプション)、売る権利(プット・オプション) 順不同
3.プレミアム



金融用語なので、聞き慣れないと思いますが
コールは買う!プットは売る!と覚えましょう。
「買います!」とcall(呼びかけ)しているイメージが湧けば十分かと思います。
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