金利の計算方法 ~単利計算はどうするの?~ [FP]
資産運用について
どの金融商品で運用しようか。
迷われている方は多いのではないのでしょうか。
最近の金融機関の定期預金の商品で目にするのは、「半年間〇〇%!」とか「3か月〇〇%」といったもの。
低金利が続く中で、はっと目にするような高金利で勝負していることが多いのですが…
ここで見落としがちなのが、その金利で一体いくら利益がでるのか。
例えば、3ヵ月もの定期預金金利が1%の商品があったとしましょう。仮に100万円を預けてみたらどうなるでしょうか。
えっと、、3か月だから…とりあえず100万円に1%を掛けて、3/12(1/4)ヵ月すればいいのでは?
2,500円くらい?
答えは、不正解です。
私も、一瞬そんな様に錯覚することがあるのですが。実は、3ヵ月というところがポイント。
それは3か月であって、一年間の金利ではないのです。
預金の金利は、通常年利で計算します。
年利に直すと1/4…つまり、0.25%ということになります。
それほど高くはないですね。
どうも目先の金利につられてしまいがち。ほとんどの場合、4か月目からは一般の定期預金の金利が適用されることになるでしょうから、3ヵ月後には次の運用先を考えなくてはなりません。
さて、では運用先はどのようにすればいいのかということが問題になるのですが。
その話は後々することにして
今日は金利の計算方法を勉強します。
利息には単利と複利がありますが
今回の場合は、まず3か月後に元利金がどうなっているのかを考えてみましょう。
計算式(単利)
元本 × ( 1 + 預入(運用)期間 × 利率 ) となります。
100万円を3ヵ月、年0.25%で運用した場合
1,000,000 × ( 1 + 1/4(年) × 0.25% ) = 1,000,625円
うーん…。100万円を預金して625円。
おっと、ここで安心してはいけません。
実際手元に来るのは、税金を差し引かれたものになります。
2037年までは、復興特別所得税を合わせた20.315%が源泉分離課税されるので…
625円 × ( 1 ‐ 0.20315) ≒ 498円
利益は500円弱となります。
続く…
どの金融商品で運用しようか。
迷われている方は多いのではないのでしょうか。
最近の金融機関の定期預金の商品で目にするのは、「半年間〇〇%!」とか「3か月〇〇%」といったもの。
低金利が続く中で、はっと目にするような高金利で勝負していることが多いのですが…
ここで見落としがちなのが、その金利で一体いくら利益がでるのか。
例えば、3ヵ月もの定期預金金利が1%の商品があったとしましょう。仮に100万円を預けてみたらどうなるでしょうか。
えっと、、3か月だから…とりあえず100万円に1%を掛けて、3/12(1/4)ヵ月すればいいのでは?
2,500円くらい?
答えは、不正解です。
私も、一瞬そんな様に錯覚することがあるのですが。実は、3ヵ月というところがポイント。
それは3か月であって、一年間の金利ではないのです。
預金の金利は、通常年利で計算します。
年利に直すと1/4…つまり、0.25%ということになります。
それほど高くはないですね。
どうも目先の金利につられてしまいがち。ほとんどの場合、4か月目からは一般の定期預金の金利が適用されることになるでしょうから、3ヵ月後には次の運用先を考えなくてはなりません。
さて、では運用先はどのようにすればいいのかということが問題になるのですが。
その話は後々することにして
今日は金利の計算方法を勉強します。
利息には単利と複利がありますが
今回の場合は、まず3か月後に元利金がどうなっているのかを考えてみましょう。
計算式(単利)
元本 × ( 1 + 預入(運用)期間 × 利率 ) となります。
100万円を3ヵ月、年0.25%で運用した場合
1,000,000 × ( 1 + 1/4(年) × 0.25% ) = 1,000,625円
うーん…。100万円を預金して625円。
おっと、ここで安心してはいけません。
実際手元に来るのは、税金を差し引かれたものになります。
2037年までは、復興特別所得税を合わせた20.315%が源泉分離課税されるので…
625円 × ( 1 ‐ 0.20315) ≒ 498円
利益は500円弱となります。
続く…